健全であるということ

- Category - 怒りん坊日記



すべてがすべて
そういうことではないのかもしれないな

自分とは違う立ち振る舞いをみて
あらためてそう感じました


***********************

私は
子どもたちとのやり取りの中で
「無言」を選択されると
とてもしんどいです


子どもたちがどんな気持であったとしても
それを受け止めるつもりはあるのだけど

そもそもの「それ」を聞けないことに
不安を感じてしまうからなのだと思います

 
(安心安全の場であることが絶対条件ではあるけれど)
思いの丈を吐き出してみることでスッキリしたり
実際に口にしてみることで
自分の中にあった感情に気づく

私自身は
その効果を感じているので
実際にそうすることも時にはあるのですが 


もしそれを強要されることで苦しさが生まれるのだとしたら 
本人にとっては酷なことだなと

貝のように口を閉じてしまう我が子の姿を目の当たりにして
そんな風にも感じています


***********************

相手が大切な存在であればあるほど
ついつい知りたくなったり
手助けしたくなるけれど

それは場合によっては
こちらの不安を解消したいだけの
自己満足に走っているのかもしれません


「言わないとわからないよ」と
親という立ち位置でモノ申してしまいがちだけど

「今すぐわかる」
「今すぐ周りに表明する」ことが健全なのか
解決の糸口なのかと問われると
決してそうではないと思います


その人なりの向き合い方をまるっと受け止めること
その人が自分なりに自身と向き合う力を育める環境であること

そこに
今の私が取り組むべき課題があるようにも感じています


***********************

正解はないし
試行錯誤の積み重ねですが

だから子育ては面白い

ようやくそんな風に感じられるようになりました
(感じられないこともよくある)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

トップに戻る


人気ブログランキング